事務局日記

昨日から雨が続いていたので、もしかしたらサンカヨウの透明になった花を見ることができるかもしれないと思い、雪国植物園に行ってきました。

前回、特別観察会で訪問してから10日ほどしか過ぎていないのに、多くの植物たちが見ごろを迎えていてずいぶん景色が変わったような気がしました。

まだつぼみだったオオカメノキは大きく花を拡げ、シュンランの花もずいぶん目立つようになってきました。堅いつぼみだったイワカガミも日当たりのいいところでは開花が始まり、サワオグルマも開いていました。前回見ることのできなかったエンコウソウの花も咲き始めていました。

咲き初めだったエチゴルリソウは瑠璃色からピンクに変わっている花もありました。

オオバキスミレは日当たりのいい斜面に群落をつくっていました。

そしてお目当てのサンカヨウですが、前回はまだ固いつぼみだったのですが、今日は白い花をいっぱいつけていました。ただ残念なことに透明になった花はありませんでした。

しかし近くにはヒトリシズカがずいぶん豪華に変身していましたし、コシノコバイモは実をつけていました。ほかにもシラネアオイがあちこちで見ごろとなっていたほか、雪割草もまだ十分楽しめるようでした。マキノスミレも咲いていましたし、イワウチワはそろそろ終わりのようでした。

雪国植物園はいつ何回行っても楽しめます。