友の会通信と1回目の会員証発送が終わって一息ついたので、特別観察会の下見を兼ねて雪国植物園に行ってきました。
前回は2週間ほど前で園内の積雪も多かったのですが、雪もほとんど融け多くの植物たちは花を咲かせていました。
前回花を咲かせていたマルバマンサクからバトンタッチしたようにオクチョウジザクラが咲き始めていました。足もとにはショウジョウバカマが咲き始め、白花も多く見ることができました。
そして前回はまだ雪の下だったフクジュソウが太陽の光を浴びて咲いていました。
あちらこちらにはカタクリも遠慮がちに咲いていましたし、前回まだつぼみだったシュンランも咲き始めていました。雪割草は園内のいたるところで花を咲かせ、その間に遠慮がちにコシノカンアオイの花も見つけることができました。
水辺の近くではミズバショウやコシノコバイモ、ホクリクネコノメソウ、エンレイソウ、オオバキスミレなども花を咲かせていました。
イワナシやサンカヨウ、ヒトリシズカなどはようやく目を出したばかりのようで、特別観察会のころには開花が見られると思います。
帰りに越後丘陵公園ものぞいてきましたが、雪割草はまばらで、昨年よりも個体数も少なくなったような感じがしました。多くの落ち葉が積雪に押しつけられているのが影響しているかもしれません。
建物の中ではアザレアが展示されていて異世界のようでした。