10月のミニ観察会を秋葉公園の秋葉湖周辺で実施しました。
湖畔のケンポナシには実がいっぱいなっていて、下には落ちているものも多くありました。口に入れてみるとナシの味が口の中いっぱいに広がりました。でも食べたのは実ではなく肥大化した果柄です。実は食べるところは無いようでした。
近くの足元にはドングリのような形のキノコ、ツチグリがあり、ふくらみを軽くたたくと中心から煙のような胞子が飛び出してきました。林の中にはウルシが実をたわわに実らせている様子も観察できたし、キチジョウソウがピンクのつぼみを付けている様子も観察できました。開花まではまだ10日から2週間ほどかかりそうです。
先に進んだ湿地にはミゾソバが群生していて、そっと引き抜くと閉鎖化を付けている様子も見ることができました。
ほかにもハキダメギクの花やヤブミョウガの黒い実、シュウカイドウのむかごや実、ホトトギスのつぼみ、カミヤツデの巨大な葉など色々なものを楽しめた半日でした。