事務局日記

今日は暑さも一段落したようなので、以前7月7日に新津高校理科部のみなさんと一緒に菩提寺山のヒゴスミレ調査に行った際、登山者の方から一夜堀コースの脇にもヒゴスミレの自生があるとの情報をいただいていましたので、確認に行ってきました。

登山道に続く林道は、数日前からの雨で傷んでおり普通の車では通行は困難な状況となっていました。しかし林道わきではツリフネソウが咲いて出迎えてくれました。

登山道に入るとコウライテンナンショウがトウモロコシのような実を付け、ツルリンドウも花を付けていました。そしてオオバクロモジはまだ残暑厳しい中ですが、何と冬芽を付けて冬の準備をしていました。

さて、目的のヒゴスミレですが菩提寺山山頂から一夜堀に下る階段途中で見つけました。大きなハリギリの根元に一株ありました。周囲も探しましたが他には見当たりませんでした。

帰りには茶屋跡の植栽や登山道わき、斜面のヒゴスミレも様子を見てきました。

この夏は猛暑ではありましたが、適度に雨が降ったせいか順調に育っていました。