事務局日記

毎月定例のミニ観察会を五泉森林公園で実施しました。

連日の猛暑も、今日は曇りで日が射していない分少しは過ごしやすいようで、それでも木陰や沢筋の少しでも涼しいコースを選んで実施しました。

下見でアブなどの虫が多かったため、虫よけを付けて出発しました。

入口で色づいたヤマボウシの実を見たり、足元のフユハナワラビの様子を観察してから散策路に入ると、すぐに見つけたのが白い小さな花を付けたハシカグサ、そして散策路脇に群生していたキツネノマゴが目に入りました。さらに進むとアケボノシュスランがつぼみを大きく膨らませ、もう少しで開花しそうな様子も観察できました。斜面を登るとキンミズヒキが足元で咲いていて、すぐ近くにはよく似たヤブタバコとサジガンクビソウが並んであり、その違いを見ることができました。

あまり見る機会のないニガクサを見つけたり、面白い形のボタンヅルの実や踏みそうになったツルリンドウの花、斜面に咲いているホツツジなども見ることができました。

散策路から舗装された管理用道路に出るとムラサキニガナとハナニガナが近くに並んで咲いていたりキツリフネが群落をつくっていたりと目を楽しませてくれました。

ウドの花やミズタビラコの花なども観察でき、暑さも忘れるミニ観察会となりました。