毎月定例のミニ観察会ですが6月は拡大版として間瀬田ノ浦海岸に行きました。ここは希少植物のバシクルモンが見られることから毎年行っているのですが、毎回新しい発見があります。
今回はハマボウフウが実を付けているものからまだ花を咲かせているもの、今年発芽したと思われるものなどさまざまな形態を見ることができました。
朝にNHKの番組でスナビキソウにやってくるアサギマダラが出ていたのでまだ咲いていいるといいなと思っていましたが、花はすでに終わっていました。(先週はまだ残っていたのですが…)
まだ花は咲いていませんでしたが、ウンランやオカヒジキ、ハマゴウなども見ることができました。
またコオニユリのつぼみを付けた株が多くみられ、咲いているものもありました。
バシクルモンも咲いていましたが、以前より生息域が狭くなっているようで心配になりました。
そして今回の発見は海岸なのにシュロソウやクガイソウが咲いていたことです。またキク科のアザミのようなつぼみを付け、葉や葉柄に翼のある植物があり、何だろうと話題になりました。(後日一緒に行った会員さんからホウクロクトウヒレンではないかとの情報提供がありました)
また終わりかけたネギ坊主がいっぱいあり、よく確認もせずアサヅキだリウと話していましたが、これも後で会員さんから葉の様子からノビルではないかとのご指摘をいただきました。
これらを観察しているうちに雨が降ってきたため、少し早めに解散して希望者のみ隣の白岩海岸で昼食をとってからもう少し観察することにしました。
神社の軒下をお借りして昼食をとったのですが、高台から海を眺めながらの昼食はいつにもましておいしく感じられました。
午後からはオカトラノオやヤマブキショウマ、ナンテンハギ、ヒメヤブラン、ホタルブクロなどを見ることができました。