事務局日記

用事があり白根地区公民館まで行ったので、少し足を延ばして月末にミニ観察会を行う間瀬田ノ浦海岸の植物たちのご機嫌うかがいに行ってきました。

日差しが強く海岸は暑かったのですが、砂浜にはハマボウフウが花を咲かせていました。近くにはハマダイコンもまだ咲き残っていたほか、ハマヒルガオも暑さをものともせずに咲いていました。

岩場のほうに向かうとスナビキソウが岩の間に隠れるように顔をのぞかせ、南側に移動すると大きな岩の周りにキリンソウが黄色い花を咲かせ、ハマボッスは花を咲かせているものや、もう実を付けているものなど色々な姿を見せてくれました。

そして崩れかけた海岸の近くにはバシクルモンが花を咲かせ始めていました。去年よりも株数が少なくなっているように見えるのが少し気がかりでした。

もっとも南側の山が海に迫っている斜面にはシモツケソウがピンクの小さな花をいっぱいつけていました。駐車場に戻る途中にはミヤコグサが一面に広がっていました。

トンネルを越えた白岩海岸では駐車場わきにまだオドリコソウが咲いていて、岩場を下りるとクサスギカズラやアサヅキも見ることができました。

遊歩道を進むとノハナショウブやオカトラノオ、オオバギボウシなども咲いていて楽しむことができました。

月末のミニ観察会でも多くの植物たちを見ることができると思います。