5月の植物楽講座でタンポポを詳しく観察しようという実習形式の講座がありました。
森田会長が受講者全員にいきわたるように、セイヨウタンポポ・ノゲシ・ブタナを用意してくれ、この3種を比べて違いを見つけました。
続いてタンポポの茎がどこからどこまでかを調べたり、花をルーペで詳しく観察し花弁の形や雄しべ、雌しべの数や位置などを悪戦苦闘しながら観察しました。
さらにタネと思っていたものは実でタネはその中にあることを教えてもらったり、タンポポがつぼみから花が咲き、咲き終わってから綿毛を飛ばすまでの花茎の伸長運動などについても理由や仕組みを教えてもらいました。
身近な植物であるタンポポも奥が深いことのわかる講座でした。